じんましん(蕁麻疹)と、頭部にできる皮膚疾患
頭部にもじんましんは出ます。
コリン性じんましんという、発汗刺激で発症するじんましんがありますが、これだと頭部にも出るようです。
運動、入浴、ストレスによる発汗で起こるものには、かゆみや皮膚の赤味、わずかな腫れを伴っています。
じんましんができやすい人は、体が暖まるだけで背中が急に痛くなって、首から頭に伝わり全身に広がっていきます。
ここでは、じんましんの他に頭部にできる皮膚疾患についての説明をします。
どのような症状があるのでしょうか。
■頭部にできる皮膚疾患 円形脱毛症
円形脱毛症は、頭部の頭皮部分に発生します。
これは、毛髪が円形に抜け落ちることから、円形脱毛症と言われています。
軽症ですと、10円玉1つ分程度で、2ヶ月程で治癒するようです。
円形脱毛症はじんましんと異なり、痛みやかゆみを伴わないので、自分では気づきにくい症状です。
円形の原因としては、甲状腺などのホルモン異常や自律神経不安定、アレルギーなどが考えられます。
しかし、円形脱毛症は、自己免疫疾患が一番の原因とされていて、毛乳頭にある毛母細胞をリンパ球が攻撃するので髪が抜け落ちてしまいます。リンパ球が攻撃する原因には、ストレスが関係しているといわれています。
■頭部にできる皮膚疾患 はげ(脱毛症)
脱毛症の発生箇所は髪の毛で、はげも原因によって種別することができます。
毛根の老化によって、毛が抜け落ちる症状は、老人性脱毛症と言います。
これは、人間は避けられない老化現象の一つですね。
一般的に若はげと呼ばれる男性型脱毛症は、頭頂部から前頭部にかけて髪の毛が細くなり、柔らかくなって抜け落ちます。若い男性に多く見られます。
また、粃糠性脱毛症とは、ふけが原因で毛穴が詰まり脱毛する症状です。
病的なものでなければ、洗髪しないことが原因ですから、清潔にすれば治るでしょう。ふけは、頭の皮膚の角質層が自然にはがれ落ちたものです。
ただし、髪の生えぎわが赤くなったり、ふけが急に多くなったりした場合には、頭部白癬や乾癬の疑いもあるので、専門医にて診てもらうほうがいいでしょう。
洗髪回数は、1日1回か1日おきが適当と言われています。洗いすぎても逆効果となりますから、注意しましょう。